発達障害の子どもたちのことを健常の子どもに説明するべきか否か? 僕は説明してほしいと思うし、僕が子どもだったら説明してほしい。一年生だろうと6年生だろうと説明の仕方はあるはずだ。 哀れみの気持ちをもって接するほうがよくないって意見もあった。 …

人参の物語

新しく学童に入った1年生の女の子。「ニンジンを食べると早く走れるようになるよ」「だから私はたくさんニンジンを食べるんだ!」「今はちょっとだけ他の子に比べれば遅いけど、私は絶対に早くなる」 お弁当のことについて聞くと、周りの子どもの方がちょっ…

最近2年生の女の子がこう言った。「私は雨が好き、傘がさせるから」 僕はこう思う。「僕は雨が嫌いだ。傘をささなければならないから」 同じものを見ているが何を感じるかは自分が決めることができる。 世界は多面的であって、僕にはない世界を、僕がまだ気…

アドベンチャープログラム

日学童の一番トップの人間にPAの手法を使った活動を行いたいことを話して、見事イベントをする日程を作ってもらいました!!日程は10/12(水)14:00~16:00の時間。 何度かトップには話をしましたが、首を縦にふることはなく、このまま一年という時間が過…

アドベンチャーなエピソード

「最近アドベンチャーしているな~って感じるエピソード」 今働いている学童にたまに来る一年生の女の子がいて、その子は学童でうまく自分の感情や、状態を言葉で伝えることができなくて、彼女自身も困っているように見えた。 うまく言葉が話せないのは学童…

続プラバン?

ある女の子の物語の続き。今日はプラ板を作る日。彼女は今日も作り上げるのに苦労していた。 困っている様子の彼女にこんな風に声をかけてみた。「あなたは困っているように見える、だからあなたは困っているのかと思うのだけれども、それで合っている?」彼…

アドベンチャープログラムを実施して

今日一日の振り返り。13名の子どもたちと一緒に一連のアドベンチャーウェーブの流れを意識して活動を行ってみた。自分の想像を超えて起こったのは、「ふりかえり」の時だった。ある2年生の女の子が「楽しくなかった、それは○○ちゃんのせいだ」と言い、そ…

プラバン

夏休みの振り返り。 夏休みのイベントの中でプラバンを作るイベントがあった。その日はイベントの日だったのでいつもより子どもたちが多く来ていた。ある4年生の女の子はプラバンを作りに来てくれていた。 そしてイベントが始まったのだけれども、僕はその…

鈍いやつ

鈍い男は将来損をすることを一年生に伝える。純粋な思いに彼は気が付くことができるのか? もう何年も自分が持っていない感情を思い起こしてくれる、うまく気持ちを言葉や態度に出せない女の子。 二人にとってこれが思い出になる経験になりますように願いま…

明日の・・

明日は学校の音楽会だったのだが、どうにも職場の中で休めない状況で疲弊していたので、休もうと思っていたのだが。今日の帰りの挨拶の時に「先生は見にこないの?」と言われた時に、自分の中の気持ちが軽くなった気がした。だから明日は仕事に行こうと思う…

実習「タワービルディング」

エクササイズ「タワービルディング」を体験しました。 4人で作ったこのタワー、話し合いと制作をしている中でいろんなことを考え、感じました。 「高さ」「安定」という数値化できやすいものと「芸術性」という抽象性の高いものを4人で話し合いながら作っ…

グレゴリーベイトソン「精神の生態学」を読書会で 読む。

精神の生態学のメモ グレゴリーベイトソンは「ゼロ学習」「学習Ⅰ」「学習Ⅱ」「学習Ⅲ」「学習Ⅳ」という概念があることをこの本の中で書いている。 現時点で僕が分かるのはゼロ学習~学習Ⅱである。 ゼロ学習は=反応が一定 (学習が起こっていない)学習Ⅰは =…