アドベンチャープログラム

日学童の一番トップの人間にPAの手法を使った活動を行いたいことを話して、
見事イベントをする日程を作ってもらいました!!
日程は10/12(水)14:00~16:00の時間。

何度かトップには話をしましたが、首を縦にふることはなく、このまま一年という時間が過ぎ去ると思っていました。
たぶん自分でPAJがどんなものが説明できなかったのだと思います。

PAJのワークショップに出て、自分が体験したことを話して、自分の現場の中の子どもたちの話も絡めて、どうしてもイベントを行いたいことを話しました。

PAJを知らない人に対してそのことを説明することは難しかったけれど、相手がわかるように言葉を選びながら、
「フルバリューコントラクト」「チャレンジ・バイ・チョイス」
のことに関してはあえて話しませんでした。

僕が強調して伝えたのは「グループ」という資源を使って個人を変容させていくことができる可能性があること。

今の学童の子どもたちが「コンフォートゾーン」の中にいて、中学生や環境が大きく変わってしまった時に「パニックゾーン」の中に投げ込まれてしまう可能性があること。

将来子どもたちがそういった環境にいきなり投げ込まれる前に、
安全に「ストレッチゾーン」に行きやすい活動がPAJで展開していくことが可能だということ。

具体的な子どもの名前を出して、どんな課題があるのかを具体的に出したこと。

そして一番大切だったのは、自分の熱意を相手に伝えること
でした。
ABCの活動の中の最後の活動の
大脱走

みんなに支えられたのを思い出します。

「健介はどうしたい?」
そうやって聞いてくれたことで自分に挑戦する機会を与えてくれたこと。

「あと何回挑戦したい?」
そうやって聞いてくれたことで、チャレンジする回数が決まっていることを気がつかせてくれたこと。

「クライミング」に果敢に挑戦する姿を見たことが勇気づけられたこと。

自分がクライミングでうまく「ビレイ」できなかった過去をもっていたことを打ち明けた時に気持ちを受け止めてくれたこと。

ビレイをする時に技術的にも気持ち的にも支えてくれたこと。

僕以上に自分にチャレンジする姿を見せてくれたこと。

言葉には出さなかったけれど見守ってくれたこと。

結果だけ言えば最後の「大脱走」で壁の上から手を差し出してくれた人の手を掴むことはできなかった。
だから自分で設定したチャレンジは成功には終わらなかった。

だけどそれ以上に刺激的なことが日常には溢れていることを感じています。

10月のイベントは自分で行います!
必要なことは・・・

・PAJの活動を知らない人に自分の体験を話して協力してもらう関係を築くこと。
・子どもたちの姿に合わせてプログラムをデザインすること。
・「ふりかえり」を恐れないこと。
・「チャレンジする気持ちを忘れないこと」

そんなことを大切にしていきたいと思っています。